▮ 費用・見積について
- 金額の相場は?
- 一般的な2階建て、約30坪のお家と仮定した場合、外壁塗装:60~100万円 外壁・屋根塗装:80~150万円ほどの金額が目安です。 実際には、使用する塗料や塗装面積(お家の大きさ・形状・雨戸の数量など)で大きく金額が変わります。 また、塗装費用は、『塗料代』『足場代』『職人作業代(人件費)』の3つからなります。 塗料が変わっても『足場代』『職人作業代』は変わりませんので、単価の高いフッ素、無機などの長くもつ塗料を使うと、長期的なコストパフォーマンスは良くなります。
- 見積もりは何日くらいでもらえる?
- 現地調査におよそ1~2時間。 現地調査が終わってから1~3日あればお見積りが作成できます。 また、お急ぎの場合も可能な限り対応いたしますので、お気軽にご相談くださいませ。
- 現地調査・見積後のキャンセルは可能ですか?
- もちろん、現地調査・見積もり後のお断りは問題ございません。 最良の選択をしていただくために、他社様との比較の際にもぜひお声がけください。 皆様により良いサービスをお届けできるように、誠意をもって提案させていただきます。
- 相見積もりしてもいいですか?
- 他社と比較のために相見積もりをしていただいても問題ありません。 見積りを取ったからと言って必ず工事しなければいけないということはありません。 他社と比べた方が工事の費用感やご自宅に合ったプラン、サービスについても分かるようになりますので、ぜひ見比べてご検討ください。 ただし、多くとりすぎると費用面でしか比べられなくなってしまいますので、相見積もりを取るのであれば3社を目安にされると良いと思います。
- 塗装工事に出る補助金や助成金はある?
- 自治体や使用する塗料によって補助金や助成金が出る場合もございます。 自治体によっては遮熱塗料や断熱塗料での塗装を「省エネルギー工事」と分類し、補助金・助成金が出る場合があります。 お住まいの自治体の補助金・助成金の制度は、各自治体のHPやこちらのサイトからも確認いただけます。 ⇒地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和4年度版)条件が揃った場合は、塗装工事前に自治体へ申請する必要があり、見積もり書や点検写真などが求められますので、あらかじめご相談ください。
- 外壁塗装に火災保険は使えるの?
- 保険会社にもよりますが、外壁や屋根は紫外線などによる経年劣化で塗装が必要になるため、基本的には塗装工事には適応できない場合が多いです。 ただし、経年劣化ではなく、自然災害や人為的な災害(落書きなど)の場合は保険が下りる場合があります。 また、家に付いている雨樋や棟板金、屋根瓦が台風や雪によって破損してしまった場合には火災保険が適応されることが多いです。
▮ 塗料について
- 塗料にはどんな種類があるの?
- 塗料は主に5種類(アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機)があります。 この種類で耐久性と金額が左右されます。
- 汚れにくい塗料ってあるの?
- 「低汚染塗料」という汚れにくい塗料があります。 「低汚染塗料」とは、汚れが付きにくく、付いたとしても雨水で流れやすくなる塗料のことです。(セルフクリーニング機能とも言います。) 塗装した表面の密度が高いことから汚れが溜まりにくく、また親水性が高いため水と一緒に流れやすくなります。
- 艶をおさえられる塗料ってあるの?
- 艶消し塗料というものがあります。 艶を目立たせたくない方や、モルタル吹付などのマットな風合いを残したい方に選ばれている塗料です。
- 水性塗料と油性塗料の違いは?
- 水性塗料は水で薄めて塗装する塗料で、油性塗料はシンナーを混ぜて塗装する塗料です。 水性と油性どちらにもメリット・デメリットがあります。
メリット デメリット おすすめ 水性塗料 ・臭いが少ない ・扱いやすい ・環境にやさしい ・塗装出来ない素材がある ・低気温での施工が出来ない ・塗料の臭いに敏感な人 ・外壁の劣化が進んでいる場合 ・軒天 ・ブロック塀 油性塗料 ・強靭な塗膜がつくれる ・密着性が高い ・ほとんどの素材に塗装できる ・シンナー臭がする ・透湿性が低い ・水性より値が張る ・耐久性・機能性を重視したい人 ・金属 ・屋根
- 遮熱塗料を使うと室内が涼しくなる?
- 遮熱塗料を屋根に塗ると室内の温度が3℃前後下がったというメーカーの実験結果があります。 屋根は家の中で一番光を浴びる場所なので、遮熱効果をより感じたい方は屋根に塗装するのがおすすめです。 また、白に近い色ほど光を反射するので、より効果を得たい方は屋根の色を明るい色にする事をお勧めします。 しかし、屋根の構造や家の立地環境によってはあまり変化を感じない方もいらっしゃいますので、遮熱塗料を塗ったからと言って必ず室内が涼しく感じられるわけではありません。 ご了承ください。
- 塗料が服についてしまったら?
- 水性塗料であればすぐに洗えば落ちる場合もありますが、油性塗料やコーキング材は完全には落ちない場合が多いです。 どちらにしても塗料が完全に乾くと落ちにくくなってしまいます。 ご自身で洗う場合は塗料が乾く前に中性洗剤などで洗って落としましょう。 ただし、デリケートな素材(ファーやニットなど)は服を傷めてしまいますのでクリーニングに持って行くことをおすすめします。
▮ 塗装時期について
- 塗装工事に適した季節は?
- 人気があるのは春と秋ですが、夏冬に塗装するのが悪いというわけではありません。 悪天候の日はきちんと作業を休むなど、正しい条件下で工事をするならば、どの季節でも品質に差は出ません。 この季節になるまで待とう、ということはせずに、皆さまのご家庭の事情やお家の劣化状況をみて工事を行なってください。
- 塗り替えが必要なタイミングは?
- 塗り替えは、「塗装の防水効果が切れたタイミング」です。 ひとつの目安は築後5~7年です。 一般的には「10年くらいで」と聞くかもしれませんが、お家を良い状態で維持するためには、5~7年目ほどで最初の塗装をするのが望ましいです。また、セルフチェックできる防水効果が切れている目安症状は以下の4つです。
■触ると手に粉が付く ■カビ・コケが生えている ■コーキングに割れ、隙間がある ■外壁にひび割れがある
- 塗装する理由は?
- 「防水して家の寿命を延ばすため」です。 建材の多くは水を吸収することにより劣化し、外壁・屋根がひび割れや欠けます。 そのため、塗装で水を弾く効果を持たせて、建材が劣化しないように保護しています。お家は一年中紫外線にさらされているため、塗装も少しずつ弱ってしまいます。 日焼け止めクリームを数時間おきに塗り直さないといけないのと同じように、塗装も適宜塗り替えなければ、防水効果が保てません。 定期的に塗装することで、お家を水から守ります。
- 梅雨時期でも塗装工事は可能?
- 梅雨時期(5~6月頃)であっても天候に気を付けて塗装すれば問題なく工事できます。 「梅雨の時期は雨が多いから、塗装工事ができない」と思われがちですが、実は悪天候で作業がお休みになるのは「塗る作業」のみです。 「足場仮設」や「高圧洗浄」などは雨が降っていても作業を行うことができるので、1か月~2か月工期が延びることは滅多にありません。塗装は基本的に年中出来る工事なので、下記の気象条件さえクリアしていれば塗装を行うことが出来ます。
■降雨がない ■気温が5℃以上 ■湿度85%以下(夏場の日中は高くても80%前後です。)
- 屋根と外壁は同じタイミングで塗装した方がいいの?
- 屋根と外壁は同じタイミングで塗装すると足場費用がお得になります。 外壁塗装工事に足場代は含まれますが、屋根塗装工事には足場代は含まれません。 足場費用は塗装工事費用全体の15~25%にも及ぶものなので、同じタイミングで行なって費用をおさえましょう。 他にも雨樋の交換や、屋根の修理など足場がないとできない工事は、個別でやるよりもまとめてやるのがお得です。 そのほかに、塗装工事と一緒にやっておきたい工事があればあらかじめご相談ください。
- 屋根の塗り替えが必要なタイミングは?
- 「屋根材の防水性が切れてしまったタイミング」 スレート屋根であれば築7~10年、セメント瓦系の屋根であれば築10~15年ほどで塗装が必要です。 ただし年数はあくまでも目安なので、築7~10年前後で点検し、以下の劣化症状が出ていたら塗装を行ないましょう。 また、セルフチェックできる屋根材の防水性が切れている目安症状は以下の4つです。
■色あせ・吸水 …水をかけたときに屋根材が水を吸い込んでいる状態 ■ひび割れ ■コケの繁殖 …屋根が茶色くなっている状態 ■反り …屋根が浮き上がっている状態
▮ 工事中について
- 工事期間は?
- 一般的な戸建の塗装工事は、10~14日間ほどかかります。 塗装工事は、「足場の組み立て」「高圧洗浄」「養生」など、塗る以外にも様々な工程から成り立っています。 どれも欠かせない大切な工程なので、1つ1つ丁寧に進めていきます。※雨天があった場合は休工になるため、その分工期が延びます。品質を第一に、天候が回復してから続きの作業を行います。また、基本的には日曜日は休工となります。
- 工事中は洗濯物は干せる?
- 塗装工事中は、室内干しをお願いいたします。 外干しをすると、塗料や高圧洗浄の水でお洗濯物を汚してしまう可能性があるためです。 ご不便をおかけしますが、足場解体が終るまでは、室内干しのご協力をお願いいたします。
- 工事中は窓は開けられる?
- 養生作業から、下塗り・中塗り・上塗りが完了するまでの期間は、基本的にすべての窓が開けられません。 窓ガラスに塗料が飛ばないように、養生ビニールで覆っているためです。 ただ、どうしても開け閉めしたい窓がありましたら、養生の形を工夫して、開けられるようにすることも可能なので、お気軽に職人・担当者へお伝えください。 ※窓の位置や形状によっては対応できない場合もあります。
- 職人さんにお茶出しは必要?
- 職人へのお茶出しは不要です。 作業の進み具合を見て休憩を取っていますので、お気遣いはありがたいのですが、お断りさせていただいております。 また、同様にお手洗いの貸し出しも不要ですので、ご安心ください。 日中は施主様がご不在でも、きちんと責任をもって良い工事をさせていただきますので、ご安心下さい。
- 小さい子供やペットがいるけど大丈夫?
- お子様やペットの動物等がいても問題なく塗装工事を行なえます。 戸建用の塗料は安全性の高いものがほとんどなうえ、塗装はお家の外側で行うため、室内での生活に大きな影響が出ることはありません。 お庭などには出ず、室内にいていただければと問題はありません。ただ、臭いなどに敏感な方は、多少気になることがあるかもしれません。 作業中に換気をするとかえって室内に臭いが入ってきてしまうので、窓はしっかり締め切って、換気扇も使わないようご注意ください。 万が一塗装中に気分が悪くなった、臭いが気になった、という場合は、お気軽に職人や担当者にお声がけください。 できる限りの対応をさせていただきます。
- ご近所さんに挨拶はするべき?
- ご近隣の皆さまへのご挨拶は、みらいやペイントですべて行っています。 担当者がお手紙や粗品を持ってお知らせに伺いますので、施主様は特に何もしていただかなくて大丈夫です。 挨拶は、最低限は隣接している家と向かい側の家ですが、道路や車の出入りに影響しそうな場所や、足場組み立てで音が気になる住宅地などは、もう少し広めに挨拶することがあります。
- 自分も足場に登りたい
- 大変危険なため、足場には決して登らないでください。 足場は高さがあるのはもちろん、幅が狭く移動が大変ですし、パイプに頭をぶつけてしまうことも多々あります。 施主様に万が一の事故があってはいけませんので、決して登らぬようにお願いいたします。きちんと作業されているか気になるかもしれませんが、作業の様子は随時写真に撮っており、工事後にアルバムとしてお渡ししていますので、ご安心ください。 工事途中に写真をご覧になりたい場合も、お気軽に職人や担当者にお申し付けください。
- エアコンは使っても大丈夫?
- 基本的には塗装中でもエアコンなどの暖房・冷房は使用できます。 塗装する際には、塗料が周りに飛ばないように「養生」作業を行ないますが、 室外機には室外機専用のカバーをかぶせます。 空気が通るようになっているカバーなので外壁塗装工事中でも使用可能です。
- 工事中は家にずっといた方がいいの?
- 外壁や屋根塗装工事などの屋外工事の場合は、室内にお邪魔することはありませんので、いつでも外出頂いて大丈夫です。 ただし、室内塗装やシロアリ駆除工事などの室内にお邪魔する工事の場合は作業中にご在宅いただくようお願いします。 室内にいていただきたい工事の場合は、事前にご連絡・打ち合わせをさせていただきますのでご安心ください。
- 雨の日はどうするの?
- 雨の日は基本的に塗装工事の作業はお休みになります。 雨が降っている際に塗装すると、品質が落ちて施工後不具合が生じてしまう可能性があるので塗装作業は行ないません。 ただし、当日の作業が「足場仮設」や「高圧洗浄」などの塗料を使用しない作業だった場合は、雨天でも予定通り作業を行う場合があります。 ※台風・強風の場合はどの作業でもお休みとなります。
▮ 色について
- 人気の色は何?
- 外壁だと、ベージュ、ホワイト、グレー系が安定して人気が高いです。 また近年は、可愛いらしいイエロー、格好良いイメージのネイビーなども人気が高まっています。
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- 屋根は、グレー、ブラウンが根強い人気です。 その他、グリーンやネイビーも、落ち着きもあるがオシャレということで選ぶ人が増えています。
- 色はどうやって決めればいい?
- カラーシミュレーションやA4サイズの色見本をご用意できますので、それを見て決定していただくと、よりイメージに近い色を選べます。
- カラーシミュレーションとは?
- ご自宅のお写真を使って様々な色をお試しいただけるものです。 担当がタブレットをお持ちして、その場で実施可能です。 ※あくまでも塗装後の色合いをイメージするものであるため、実際の仕上がりと若干異なる場合があります。
- 白色はやっぱり汚れやすい?
- はい、白や黒などの濃淡がはっきりしている色は、汚れが目立ちやすいです。 ただし、「低汚染塗料」という汚れがつきにくい塗料を選ぶ、 窓サッシの下に雨だれ防止アイテムを付けるなどの工夫をして汚れやすさをカバーすることが出来ます。また、少しでも汚れを目立ちにくくしたいのであれば、白よりも少しベージュ寄りの色を選ぶのもおすすめです。 汚れが目立ちにくい色が黄・緑・グレーなどの中間色も人気です。
- 外壁を2色にすることは出来ますか?
- 追加料金がかからず2色までお選びいただけます。 元々ツートン外壁のお宅はもちろん、元々1色の外壁のお宅でも、塗装を機にツートンに塗り替える方もいらっしゃいます。
- 塗装中に色の変更はできますか?
- 可能ですが、追加費用がかかってしまいます。 足場がかかっている状態であれば色の変更は塗料代のみで行うことが出来ます。 しかし、以下のデメリットが起きる事をご了承ください。
■追加費用がかかる ■工期が延びる ■塗装工程が全て終わった後であれば保証対象外になる可能性がある
色選びに不安があれば、事前にA4サイズの色見本を晴れた日や曇りの日に確認して色合いを確認することをおすすめします。
▮ 業者選びについて
- 業者選びのポイントは?
- 以下の6点をしっかり抑えてください。
☑ 事前の点検、説明が丁寧か ☑ 見積書は詳細に書かれているか ☑ 担当者は誠実で話しやすいか ☑ 職人はきちんと教育されているか ☑ 工事中のチェック体制が整っているか ☑ 工事後も長い付き合いができるか
お手入れのための塗装費用は決して安い金額ではありません。 「お家を守るため」の業者選びは非常に重要な作業です。
- なんで業者によって金額がちがうの?
- 塗装工事の金額にバラつきがある理由は大きく2つです。
■業者の形態の違い:ハウスメーカー、塗装専門店、大手リフォーム会社、工務店など ■単価の違い:材料の仕入れ値、職人のレベルなど
大手企業やハウスメーカー、工務店などは一般的に地元の下請け業者を使います。 そうるすと企業と下請けの間で中間マージンが発生し、塗装費用に上乗せされます。 その金額は企業によって違います。
- 悪徳業者って本当にいるの?
- 残念ながら存在します。 騙されないために一番重要な事は「慌てて決断しない」ことです。 “すぐ塗装しないと危険”だと脅してきたり、”キャンペーン中”だと即日の契約を迫ったりするところは要注意です。 最低でも一晩は、冷静になってご家族でじっくり話し合う時間を設けてください。また、「見積書が“一式”など曖昧な書き方でないか」も必ずチェックしてください。 “一式”表記では、どこまで工事をやってもらえるのかが分からないため、業者も「ここは契約範囲外なので追加料金です」とあとからいくらでも言えてしまうからです。
- 塗装職人には資格はある?
- 塗装職人には「塗装技能士」という国家資格があります。 ただ、この資格がなくても塗装工事はできてしまいますし、資格がなくともずっと仕事をしている職人さん、会社も多くいます。 しかし、国家資格は一定の技術、品質レベルの証拠になります。
- 屋根を新しく被せる工事や葺き替える工事も可能ですか?
- みらいやペイントでは、屋根の被せ葺き(カバー)工事や、葺き替え工事などの屋根工事も請け負っております。 塗装工事はもちろん、屋根のリフォーム、シロアリ駆除、防水など家のことなら幅広く請け負っておりますので、外壁塗装と一緒に屋根のリフォーム工事も行いたい場合でも安心してお任せください。